book

いちばん親切な
音楽記号用語事典

作曲家は、音符だけでなく記号を書くときにも明確な意図や想いを込めて書いています。
f(フォルテ)という記号も、それがどんな f なのか...音量だけではない、エネルギーや音色、情感のようなものを、読み手は楽譜から汲み取る必要があります。

いち書き手として、記号を書くときにはこんなことを考えているというエピソードを添えたことが、本書の一番の特徴です。
作曲家の「ココロ」を想像するきっかけとなれば幸いです。

また楽語の語源を端的に示すことにもこだわりました。かつての作曲家たちは言葉を選ぶ際、言葉の持つ本来の意味を知っていたはず。速度記号も、単なる“スピード”ではない、本来の言葉の持つ意味を知れば、記号の捉え方も変わってきます。

これまでにありそうでなかった、新しい音楽事典の誕生です!

Top