亡き王女のためのパヴァーヌ
今世に出ている4手連弾版はピアノ・ソロ版を基に書かれているものがほとんどですが、本作は、ピアノ・ソロ版を書いた11年後にラヴェル自身が編曲した管弦楽版のスコアを基に書き進めたものです。
ピアノ・ソロ版と管弦楽版。どう解釈して、想像して、現代のピアノに落とし込んでいけばいいのか、自分なりにたくさん迷い、考えました。
いろいろな指揮者・楽団の管弦楽版を聴いて、スコアを見て、お一人お一人が自由に想像の翼を広げる素材にしていただけましたら幸いです。
2025.01.15 on sale
全音楽譜出版社
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